2021年03月13日(土)

「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ 聞くだけの者であってはいけません」ヤコブ1:22



御言葉を聞いても、行なわない事について言っている。聞いた御言
葉をそのままにするなら、自分の顔を鏡でながめて、立ち去る人と
同じだと。すぐに忘れてしまう。例えば鏡を見て、髪が乱れたり、
自分の顔が汚れていても、ただ見るだけで、髪を直したり、汚れを
拭かなければどうだろう。髪の乱れも、顔の汚れも、すぐに忘れて
しまう。それなら、その人は何も変わらず、ずっとそそのままにな
る。

つまり、御言葉を聞いても、実行しないなら、これと同様だと。主
は、私たちを愛して下さっているので、御言葉を通して、悔い改め
を示し、矯正すべき事柄を示し、又、なすべき御心を示して下さる。
その示しに従わないなら、何も変わることがなく、成長が出来ない。
そうでなく鏡を見るのは、身づくろいのためならどうだろう。

顔が汚れていたなら、汚れを取り、髪も乱れていたなら、くしを入
れ、服も点検する。そのように対応する時、きれいに身づくろい出
来て行く。具体的に実行して行くなら、良いように変えられてゆく。
そして実行して行ける秘訣は、示された御言葉を一心に見つめ続け
る事だと。

ある人は、自分は御言葉を聞く事は、喜んで聞くが、実行する事が
無いと気づかされた。だからすぐに忘れてしまうし、自分は全く変
わらないのだと。そこが問題なのだと気づかされた。私たちはどう
だろう。「悔い改めよ」「赦せ」「謝罪し、和解せよ」「祈れ」・・
示しに従って行く時に、御霊はその力を与え、そして私たちは変え
られる。

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「実行」が大切で、核心で、重要要素だ。御言葉に感動し、御言葉
を喜ぶ。しかし実行しなければ、すぐに忘れてしまう。それを繰り
返しているなら、全く成長が無い。主のことがよくわからないまま
だ。今、語られる御言葉、示された御言葉を祈って実行してみよう。