2022年07月12日(火) 「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るた めに、目標を目ざして、一心に走っているのです」ピリピ3:14
「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るた めに、目標を目ざして、一心に走っているのです」ピリピ3:14
よく「他人と過去は変えられない」と言われるが、自分の過去のあ れこれを思っては、くよくよ悩む事があるだろうか。普段は目の前 の事に追われて、忘れているが、何かがあると、過去の失敗、過 失、 傷がよぎり、思い出されるだろうか。 フラッシュバックし、心沈み、重苦しくなり、落ち込んでしまう。 悔い改めたその事は、主の十字架の血潮により、すでに完全に赦さ れている。にかかわらず、ほじくり出しては悶々とする。大きな失 敗やミスを、もしあの時、この時、別の選択をしていたら・・、違 う対処をしていたら・・と引っ張り出しては悶々とする。 又、逃したチャンス、判断ミス、あの時ああで・・、この時こうな ら・・人生は違った結果であったろうにと・・堂々巡りをする。だ が、もし主が、あなたに別の道を歩ませようと思われたなら、その 時、そう出来なかっただろうか。この事を信じ、認めているだろう か。 心の奥に、とがめや不安があるなら、前に進む事ができない。感謝 と喜びが奪われてしまう。過去のその所に主を認めよう。「わたし は、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない」と、 主は宣言されている。罪の全き赦しを受け止め、感謝しよう。主の 摂理と御心を認め、信仰もって受け入れよう。 パウロはこの一時に励んでいると言った。それは、後ろのものを忘 れ、一途に前に向かって進んでいると。主の赦しと摂理を受け止め る時に、ひたむきに前進して行ける。新しい歩みに進んで行ける。 そして主の栄冠を頂くために走ることができる。 ------------ 私達は主の赦しと恵みを受けて、どんな時にも喜んで前進していけ る。過去にひっぱられるとき、主に助けを求め、解放されたことを 信じ貫こう。後ろのものを振り返らず前に進もう。