2023年08月13日(日)

「愛する者たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せな さい」ローマ12:19



生きて行く上で、対人関係は避ける事ができない。罪人である人
間同士ゆえ、様々な行き違い、誤解が生じる。ある時は、もろに攻
撃を受けるかもしれない。敵対され、批判され、中傷される。心が
傷つくと赦せない思いでいっぱいになる。ひどく傷つくので、むし
ろ仕返しが正当に思えてしまう。又、ののしられたり、悪口を言わ
れると反撃したいと思う。

言い返して、すっきりしたい。それに、そのままにすれば、相手が
図に乗るのではと思う。だが、これらは肉からの思いだ。そこで言
い返すなら、感情的な争いになり、ますますもつれてみぞが深まる。
一度発した言葉は、取り返しがつかず、冷静になると必ず後悔する
事になる。攻撃に報復して行くと、これはとどまる事がない。

この事に関し、主は「自分で復讐するな」「神の怒りに任せよ」と
言われている。「復讐はわたしがする」と。この主の言葉が信じら
れないので、主は何もしてくれないと思うからこそ、自分で報復し
ようとする。しかしそれは、主の前に自分が立ちはだかり、主のさ
れるわざを阻止する事になる。自分に悪を図る相手への怒りを、主
に委ねよう。主の怒りに任せよう。

完全に正しいお方が、正しく報いをするからと。そして更には、攻
撃して来る相手に、愛で立ち向かえと。「もし敵が飢えたら食べさ
せ、渇いたなら飲ませよ」と。悪で報いず、親切をもって報いよと。
すると、相手の頭に燃える炭火を積み、相手は良心のかしゃくに、
罪を示されると。赦せない思いを、主に渡そう。そうできるよう御
霊の助けを求めて祈ろう。

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対人関係で、こちらに非があれば、悔い改め、相手への謝罪が必要
だ。しかし理不尽な場合がある。悪意をもっての攻撃が来る。主が
復讐するから、仕返しするなと言われている。自分のする事は、自
分で仕返しをせず、主にゆだねることだ。