2003年03月12日(水)

「わたしは・・あなたの神、主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」(出エジプト19:2)

昔から自然を神としたり、像を造り、その前にひれ
伏して拝んで来た。が、形のない偶像も沢山ある。富
や物が偶像になる。若い役人は富に執着し、イエ
スのもとを去った。富が幸せと、安定、安心を約束
すると錯覚して、偶像になる。又、快楽が偶像にな
る。富も時間も労力も無駄に浪費してしまう。何も
残らない。又、自分自身が偶像になる。自分中心
に生きることは、自分を神として生きていることだ。
地位や名誉や他人からの賞賛も求めることも偶像だ。
行動する時、その動機は何か。自分の欲望、自分
の損得、自分の思いか。それとも、神のみこころ、
だろうか。神の御前で「あなたが喜ばれることは
何ですか。憎むべきことは何ですか。罪から離れる
ために、どうすることを望んでおられますか」これが
神のお心に適った正しい態度だ。