2024年10月13日(日)

「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。 あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない」申命記5:7


偶像と聞くと、金銀の像、木や石の像、人の手で作った像を思
い浮かべるが、無形の偶像もある。私たちは、神以外のものに
心を奪われ、執着すると神が見えなくなり、心が持って行かれ
てしまう。太陽の前に10円玉を置くと、太陽が全く見えなくなるよ
うに。そして神の前に置いた、神以外のものは偶像となってしまう。

主を裏切ったユダは、お金を置いただろうか。又、自分の思い
を置いて、主が自分の思いと違っただろうか。主が見えなくなっ
てしまった。もし金持ちになりたがるなら「誘惑と罠に陥り、破滅
と滅びへ向かう欲に陥る」とある。「金持ち」になるとは金銭だけ
でなく、地位、名誉、人からの賞賛評価、野心であり、自分が認
められたい欲だ。偶像となってしまう。

その欲は、悪魔の誘惑と罠に陥るとあり、気をつけなければ、こ
れらのもので、悪魔の罠に陥り、信仰から迷い出てしまう。クリ
スチャンになれば、石や木の偶像を拝む人はいない。しかし一
見喜ばしいもの、良いものであると偶像と気づかない。「彼らの
力とするもの、栄えに満ちた喜び、愛するもの、心に慕うもの」と
ある。握りしめて放さないものがあるだろうか。

神より大切になっているだろうか。自分の内に偶像がないか、御
霊に探って頂こう。そのままにしておくと命取りになってしまう。偶
像を主のもとに持って行こう。渡せるように祈ろう。10円玉が除け
られると太陽がはっきり見えるように、主の御声がはっきり聞こえ、
信仰に前進できる。

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一見、罪では無いものに、のめり込んで、時間も労力も奪われ、
心も持って行かれてしまう。霊的食欲はどうだろう。増進している
だろうか。霊的食欲が減退していたら、要警戒だ。御霊の導き
の内にいるなら、必ず食欲が増進して行く。