2025年02月10日(月)

「御霊がピリポに『近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい。』 と言われた」使徒8:29



エチオピア人の高官がいて、女王カンダケに仕えていた。彼は、礼
拝のためエルサレムに上り、今、エチオピアへ戻る途中だった。馬
車の中で、イザヤ書を読んでいた。その時、ピリポに御霊が「近寄
って、あの馬車といっしょに行け」と言われた。そこでピリポは御
霊に従い、馬車に近寄り、並んで走りながら、「あなたは、読んで
いることがわかりますか」と声をかけた。

彼は「導く人がなければ、どうしてわかりましょう」と答え、そし
て馬車に乗るよう頼んだ。ピリポは、そのイザヤ書からイエスのこ
とを彼に伝えた。彼は、書いてある意味はわからなかったが、主を
求めていた。そのためイザヤ書を読んでいた。この出来事を見て、
もし、主を求めるなら、必ず主を知れるようにされると、見せられ
る。求めるなら、与えられるのだと。

求める者は受ける。自分ではわからずとも必要な導き、及び、導き
手が与えられる。高官にピリポが備えられていたように、あなたに
もふさわしい導き手が備えられている。そして、主を知り、喜びに
満ちる。主は、「求め」を喜ばれる。あなたに「求め」があるなら、
必ず主がわかるようにして下さる。

又、ピリポは、御霊の導きに、従順にすぐに従った。どうしようか
と、ぐずぐずしていたなら、高官は去ってしまっていただろう。ピ
リポは、主の働きに用いられた。あなたも御霊の導きがあり、ぐず
ぐずしているなら、今すぐに従おう。主のみわざのために用いられ
る。
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主は求める一人を追い求めてくださる。なんと行き届いた慰めだろ
う。祈ると不思議によくわかるように導き手を与えられてきた。主
の導きがあるなら、主の働きのために用いられたい。