2006年01月13日(金)

「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ」(イザヤ55:8)


自分の思いには、よく気をつけなけ
ればならない。エバが受けた誘惑は、
「神のようになり、善悪を知るよう
になる」というものだった。悪だけ
でなく「善」も知るわけだ。
ストレートな悪は簡単で罪だとすぐ
わかる。が、肉は神に逆らうだけで
なく、神を喜ばせようと、「善い」
事もする。神からの志と、肉の自分
の思いからの志がある。何が神から
であり、何が自分からものか、よく
祈って神を待ち望む必要がある。
悪は簡単に見分けられるが、「善」
に宿る自分の思い、肉を見分ける
必要がある。神の思いと自分の思い
は、しばしば異なる。しかし、自分
の思いとは違うが、神は常に最善を
して下さるのだ。自分の思い通りで
なくても、神のみ思いに自分を明渡
す事が最善の道だ。
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なかなか決めかねている時、やはり
握って放せない肉の思いがある。
それを善と言い張る自分がいる。
明け渡そう。それしか導きはわから
ない。