2006年08月13日(日)

「主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる」詩篇37:4

「心の願いをかなえてくださる」ので、祈れ
ば、私が願うものを何でも与えて下さると思
う。しかし、そうではない。「主をおのれの
喜びとせよ」がまず第一に来ている。そして、
次に「心の願いをかなえる」だ。主を崇め、
主を喜んで行く時、主の喜びが自分の喜びに
なって行く。そして、主の願いが自分の願い
になって行く。主に自分を明け渡して行くか
らだ。その願いは叶えられる。私達の生まれ
つきの願いは、極めて自己中心だ。ひたすら
自分の欲望を遂げる事を願う。神の願いでは
なく、自分の願いだ。自分は望むけれど、神
は望まれない。それは幾ら願っても、かなえ
られる事はない。しかし、神を心の王座に据
えるなら、自分の願いでなく、神のお心にそ
いたいと願うようになって行く。又、自己中
心な願いを軌道修正して行くようになる。神
を第一にする事が大切だ。私の今日の1日が、
私の人生が、神の願われるままで良いと思え
るなら、神とひとつであり、私達の願うとこ
ろ、思うところのすべてを越えて豊かに与え
て下さる。主が自分の喜びか、それとも自分
の願望が喜びか、私達の心はどうだろう。
・・・・・・・・・・・・・・
主を第一にする時、主を与えられ、「それに
加えてこれらのものはすべて」必要なものも、
結局どちらも、二つ共与えられる。しかし、
自分の願望を第一にするなら、どちらも失って
しまう。今日も心の真ん中に主を据えよう。