2007年02月09日(金)

「ベニヤミン族はエルサレムに住んでいたエブス人を追い払わなかったので、エブス人は今日までベニヤミン族といっしょにエルサレムに住んでいる」士師1:21

                        
                      

「ベニヤミン族はエルサレム
に住んでいたエブス人を追い
払わなかったので、エブス人
は今日までベニヤミン族とい
っしょにエルサレムに住んで
いる」士師1:21 
                      

大掃除の時には、不用品を処分
する。何年も使わないし、もう
不要と思うが、処分する決断が
着かない事がある。なぜか。
万一、後で必要になるのではな
いかと思うからだ。それで優柔
不断になり、なかなか捨てられ
ない。しかし、決断し捨ててし
まうと、さっぱりしているもの
だ。忘れてしまう。捨てた不用
品の事をいつまでもくよくよ考
える事など無い。人間の心は、
はっきり決断してしまうと、後
戻りしないものだ。前に向かっ
て進んで行く。私達の信仰生活
でも、ある時、よく考えて、き
っぱり決断する事は大切だ。心
の偶像、信仰の妨げになってい
るもの、握って放せないものを
捨てる決断をする時、信仰が前
進して行く。決断する時にああ
でもない、こうでもないと思い
煩うが、捨てて後悔する事など
無い。捨てるべきものを、捨て
ずに持っていると、心の中にず
っと偶像を許し、宿す事になる。
いつまでも信仰が中途半端のま
まだ。神のことも今一つよくわ
からず、かといって、世でも平
安がない。一番不幸せで惨めだ。
後戻りはできない以上、今のま
まではなく、前に進む事が御心
だ。きっぱりと心を決めるよう
に、神は今、あなたに求めてお
られないか。  
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あれもこれも、自力で手にした
ものを手放せずにいる。更に手
に入れようとあくせくしてはい
ないか。必要なものはわずか、
いや一つだと主は言われる。
捨てて行けますように。