2007年12月13日(木)

「彼の病は重かった。ところが、その病の中でさえ、彼は主を求めることをしないで、逆に医者を求めた」U歴代16:12



アサ王は最初はよく主に従った。
偶像を除き去り、主の祭壇を新
しくした。アサ王の心は主と一
つであった。しかし、アサとイ
スラエル王バシャとの間に戦い
があり、バシャによりラマとい
う所が奪われた。包囲状態とな
り、その時に、アサ王はアラム
王ベン・ハダデに同盟を求めた。
前回、クシュ人が100万の軍勢と
100万の戦車で攻めて来た時には、
主に拠り頼み、主によりクシュ
人に勝利を経験したに関わらず、
財宝を提供してアラムに頼った。
ベン・ハダデは町々を打ち、ラ
マを打ち取り、ユダ側に要塞を
作った。戦いは勝利し、大成功
だった。しかし、預言者ハナニ
は「あなたは主に拠り頼まなか
った・・今から数々の戦いに巻き
込まれる」と告げた。神は間違
っている時に、人を遣わし警告
される。表面的に見れば、大成
功をおさめたが、主の御心から
は外れていた。私達も外側、う
まく行っているかに見えるが、
主の御心からそれていないか。
アサは重い病気にかかった。そ
の時にも彼は「主を求めないで、
医者を求めた」。そして死んで
しまった。的はずれに向かった。
罪を悔い改めないなら、どんど
んはずれて行ってしまう。私達
も、危機的状況が来た時、主を
求めないで、人に頼るだろうか。
神に信頼せず、世に、肉の手段
に頼っていないか。誰しも、目
に見えるものに頼ってしまう弱
さがある。立ち返って、主に拠
り頼もう。
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医者の技も、周囲の人の助言も
それを支配し導き、私たちを祝
福しようとして下さっているの
は神様だ。頼るべきお方を見つ
めているから平安に守られる。