2008年08月03日(日)

「もしあなたがたの心の中に、苦い妬みと敵対心があるなら・・そのような知恵は上から来たものではなく」ヤコブ4:15            

ある人がサークルでリーダーをしてい
た。人々は、その分野に詳しい知識を
持つ彼女に一つ一つ聞いて来た。それ
だけでなく、彼女を信頼し慕って、日
常生活の悩みや問題を相談して来た。
時間と労力を取られ、実際大変であっ
たが、親切に対応を心がけた。しかし、
ある時、体調を崩し、リーダーを代わ
ってもらった。余りの多忙に、責任が
解かれた事に、最初は喜び安堵した。
段々身体も回復して来た時に、皆が新
しいリーダーを慕い、その人の所へ相
談を持って行き、その人に人気が集ま
っている事に、妬みで一杯になった。
心が辛く苦しくてたまらず、悶々状態
となり、その思いを神のもとへ持って
行き、ことごとく神に告げて祈った。
その時、なぜ妬むのかに思いが至った。
すると、自分はもう必要とされていな
いという恐れに、縛られている事がわ
かった。皆から頼られていたかったし、
必要とされていたい、だからそれを奪
ってしまったかに見える新しいリー
ダーに嫉妬したのだ。その心は自分で
どうにもできない。妬みを悔い改め、
「自分にはどうにもできません」と主
にそのまま明け渡し、主の喜ばれる心
と交換して下さるよう祈った。すると、
心がすっきりし、晴れ晴れとした。平
安が戻った。その人を応援し支えよう
との新しい心に変えられた。どんな時
にもすぐに主のもとへ行こう。
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主のもとへ行き、洗いざらい心を何も
かも告げて行く時、不思議だが心落ち
着き、そして、自分の罪を知る。悔い
改め赦される。心すっきりし、平安に
なる。