2008年10月13日(月)

「やめよ。わたしこそ神であることを知れ」詩篇46:10



この「やめよ」は、別訳では「静
まって」になっている。「静まっ
て、わたしこそ神であることを知
れ」になっている。「静まって」
という意味は、喋らないという意
味の、黙ってという事ではなく、
自分で立ち、自分の判断、知恵、
力で動き回るなという意味だ。つ
まり、肉の力、人間的なものに頼
るなという事だ。しばしば突如の
問題が発生する。その時、まず心
が騒ぎ、慌てて、パニックになっ
てしまい、走り回って、できうる
限りの、考えられる限りの対処を
する。そして、その後に、神を思
い出すだろうか。危急の最中は、
自分を救い、守ることに必死にな
り、神がきれいに吹っ飛んでしま
う。肉で、動き回った後に、神を
忘れていた事に気づく。又、主は
「わたしを信じなさい」「恐れな
いでただ信じていなさい」と常に
御声をかけ続けて下さるに関わら
ず、見えない神を信じる事ができ
ずに、不安と恐れと思い煩いに支
配されているだろうか。これまで
どんなに良くして下さった事だろ
う。振り返る時、その恵みの深さ
大きさに圧倒される。今、肉の判
断、知恵、力を止めて、「わたし
に頼れ」と言っておられる。「立
ち返って静かにすれば、あなたが
たは救われ、落ち着いて、信頼す
れば、あなたがたは力を得る」。
まず静かに、落ち着いて、信頼し
よう。
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おきる全てのことに神様の主権を
認め、静まる事を学ぼう。落ち着
けない事態の中に神様を仰ごう。
一切の知恵、経験を信仰に置き換
えて行けます様に。