2009年02月10日(火)

「サライの女奴隷ハガル。あなたはどこから来て、どこへ行くのか」創世記16:8



ハガルはアブラハムの子供を妊娠した途端、高慢になり、女主人サライを見下げるようになった。

奴隷から侮辱されたサライは、あなたのせいと、アブラハムに訴える。好きなようにせよとの応答で、今度はサライがハガルをいじめた。

余りに辛くハガルは荒野へと逃亡した。するとそこに主の使いが現われ、「サライの女奴隷ハガル」とはっきりと、サライの奴隷である立場、現実を認識させられた。

「どこから来て」高慢になった結果、サライのいじめに会い、その苦しみから逃げているという現実を、見せられ、認めさせられる。

ハガルも女主人サライから逃げていることを認める。
「女主人のもとへ帰る」よう、「身を低くするよう」告げられた。

私たちへの言葉でもある。問題から、環境から、状況から、苦しみの余りとにかく逃げたい。その状況から出たい。それが救いだと思う。

しかし、主は逃げても何の解決も無いと言われる。そこを逃げたとしても、自分自身は何も変わらないので、また次の環境で同じ事を繰り返す。

自らの傲慢ゆえに、苦しみを招いたので、身を低くし、へりくだって仕えよと。私たちも時として、逃げ去りたいが、その所にとどまり、へりくだれと言われる。

どうしてこうなったのかよく考えと。その時、豊かな祝福と成長がある。
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どうしてこうなったのか、いつも同じなら、自分に問題があるのではないだろうか。状況は変わらない。そこから学び変えられて行こう。