2009年04月08日(水)

「それゆえ、私の霊は私のうちで衰え果て、私の心は私のうちでこわばりました」詩編143:4



身体的にも精神的にも霊的にも、人には限界がある。
身体を余りに酷使すると病気になり、心も極度の圧迫が来ると病気になる。

心身、目一杯使うと消耗する。ストレスが余りにも続いて、許容量オーバーになると、心が衰え果てることを経験する。

それは、対人関係で悩んだり、様々な問題に苦しんだりする時だ。こわばるとは心の余裕がなくなってしまう事だ。

普段なら、平気で乗り越えられ、何の問題にもならない事が、心に余裕が無いので受け入れられない。心がすさんで、ピリピリし、いらいらし、とげとげしくなる。

心が否定的になり、人の言葉や態度への反応もネガティブになる。イライラして仕方がない。又、それが自己嫌悪になり、そんな自分が嫌で受け入れられず、ますます落ち込んで行く。

これは霊的補給ができていないので、ゆとりを失っている状態だ。
ダビデはこの後、「昔の日々を思い出し、神のなさったすべての事に思いを巡らし、御手のわざを静かに考える」事によって、再び引き戻され、引き上げられている。

今、あなたがイライラし、余裕が無いなら、同じようにすればよい。霊的補給が必要なのだ。

今までの溢れる恵みと感謝を一つ一つ思い起こしてみよう。
神に心を向けてみわざを思い起こす時、御霊に触れ、心が新たにされる。落ち込みから、賛美と感謝に変えられる。
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御手のわざを静かに考える事は、とても大切だ。立ち止まり静まって神様と交わろう。必ず潤いと喜びは戻ってくる。神様の導きに、また自分を委ねる事が出来るようにされる。