2009年05月12日(火)

「しかし、私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです」詩篇73:28



詩篇記者は、悪者が栄えるのを見て、落ち込んだ。彼らは楽しそうで、豊かで肥え太っていて、何の苦しみもなさそうだ。悪者は安らかで、富を増している。

それに引きかえ、自分は惨めで、苦しみばかりで、何のよい事もない。
この足はたわみそうで、歩みは滑るばかりだ。どうして神を信じない者が栄えるのかと。
不満で一杯だ。その彼が、神の聖所に入り、光が与えられた。

実は彼の不満や妬みや愚痴や、様々な悩みの原因は、神の近くにいなかったことによると悟ったのだ。本当の問題は、様々な事柄や状況ではなく、自分と神との関係だった。

それが信仰にとって根本的なことだ。私たちも同様だ。愚痴や不平で一杯になる時、イライラ状態の時、本当の問題はその状況でなく、自分と神との関係だ。

神から離れているから、平安無く、喜び無く、心が荒んでイライラしている。
それに反して、神と親しい交わりの中にいる時、状況がどんなに波風逆巻いても、大嵐の中でも、心は霊の喜びと平安に守られる。

神の近くにいる事が幸せであり、問題が問題でなくなる。一番大切なことは、神との関係だ。
今、神との関係はどうだろう。神から離れていたなら、すぐに立ち返ろう。平安が戻る。そして、状況に関係なく、どんな中でも、幸せであることができる。
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神様にしっかりと向き合っているなら心が守られる。辛いのは決して周りの状況ではない。どんな中であっても神様に慈しみと、哀れみ、助けを求めて行けると知っている事が幸い。