2009年06月08日(月)

「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま、持っているもので満足しなさい『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない』」ヘブル13:5

 
    
人は欲望を満たそうとすると、ますます欲深くなり、どこまでも底無しだ。富を持つ人ほど満足しない。更に求め、幾ら得ても、もうこれで良しという事がない。

これは貪欲という罪だ。決して満たされる事がない。そして、貪欲は、無いものばかりを数えるようになる。無いものに目を向け、ますます不平不満に陥る。

あれが無いこれも無い。あれもこれも思うようにならない。惨めで欲求不満、口を開くと愚痴と不平で、心荒んでいる。
こうなると祝福のかけらも見えない。自分で恵みを閉め出している。暗闇の中だ。

目を転じて上を見上げ、今現在、その場所で、神を認めることだ。与えられているものに目を留め、恵みを数えて、感謝を献げよう。

悪循環が断ち切られる。不平不満から恵みの中に入れられる。視点が変えられる。何の感謝もなく、当り前に思っているが、それらは決して当然ではない。

神からの尊い賜物だ。感謝を始める時、当り前の一つ一つのものが、実は神からの愛の素晴らしい贈り物である事に、目が開かれて来る。

そして神が見えて、溢れる恵みが見えて来る。恵みは十分であることがわかる。神がどんなに良くして下さっているかが見えて来る。

状況と自分を見ている目を、神を見上げることに転じてみよう。必ず恵みが見えて来る。
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自分が頼っているものに依存して行く。お金、体力、名誉だろうか。私達はすぐに虚しい偶像に目を留め、ひかれて行く者だ。だからこそ、神様からの恵みをいつも忘れてはいけない。