2010年10月12日(火)

「その人は悪い知らせを恐れず、主に信頼して、その心はゆるがない」詩篇112:7



深夜に突然電話が鳴ると、もしや悪い知らせと、不安になった事があるかも知れない。ペリシテにイスラエルが打ち負かされた時、神の箱は奪われ、祭司エリの二人の息子が死んだ。エリがその知らせを受けた時、道のそばの席から仰向けに落ち、倒れて首を折って死んだ。悪い知らせを聞く時に、パニックになり、立ち
上がれなくなってしまうものだ。

しかし、ヨブは、全財産を無くし、子供全員が死ぬという、悪い知らせを聞いた時にも、立っておれた。その心が神に堅く信頼していたからだ。私達も悪い知らせを受ける時に、心備えをしておく事は大切だ。まず、独り子を賜うほどに、愛していて下さる事を信じよう。神は必ずこの事態も働かせて、益として下さり、
私達にとって最善の事をして下さると、心に定めていよう。そして、耐えられない試練は無く、逃れの道も備えられている事を覚えよう。

状況がどんなに大嵐だとしても、主に信頼する者を、この世のものではない「主の平安」で心を守って下さる。決して不運なのではなく、すべての事は、神の支配の中にあり、神のご計画とプログラムの中である事を覚えよう。「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた主を見て、今こそ信仰を働か
せよう。状況でなく、状況を支配しておられる主を仰ぎ見よう。
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試練は必ず来ると覚えていよう。試練が来たならいよいよ私の番だと、必ず良くして下さる神様のご計画が始まったと、心騒がせずしっかり立っていよう。パニックにならず落ち着いて待つなら、神様が導いて下さるのがわかる。