2010年12月12日(日)

「もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬのです。しかし、もし御霊によって、からだの行ないを殺すなら、あなたがたは生きるのです」ローマ8:13


私たちは新しい性質と、生まれつきの古い性質がある。御霊に導かれて生きる時、
平安と喜びの中で、生き生きと生きて行ける。だが、古い性質、肉に従って行く
と、途端に信仰生活がしんどくなる。油の切れた機械のごとく、重く、苦しくな
り喜びは失せる。

そんな時、どうすればよいのか。「もし、御霊によって、からだの行ないを殺す
なら、生きる」。怒り、妬み、敵対心が心に起きて来た時に、どうするだろう。
怒りはいけない事、妬み、憎しみは罪と、自分の力で抑えつけ、我慢しているだ
ろうか。

その我慢をずっと続けると、近い内に必ず爆発する。ある婦人は、主の御心であ
るから、夫に仕えようと、良い証しになるようにと、相手の態度や言葉でイラつ
くのをひたすら我慢して、仕える。

すると、必ず定期的に不満が爆発してしまい、元も子もなくなってしまう。自分
の力で、肉で我慢している事に気づかせられる。そうではなく、自らの怒りや不
平不満を、無い振りをせず、又、ごまかさず、自己弁護せず、一つ一つ認めるこ
とだ。

洗いざらい主に申し上げ、自分で抑え込んだり、何とかする事を止め「自分には
できません」と認め、助けを求め、頼って行くことだ。その時、御霊の助けを経
験する。自分にはできない事が、御霊によってできるようにされる。御霊によっ
て生きることを実地体験して行く。

・・・・・・・・・・・・・
我慢は、肉の力による。抑え込むだけで、そこに溜まって行く。溜まって許容量
オーバーになると必ず爆発する。「腹が立ちます」「イライラします」とあるが
ままを認めて、主に助けを求めて行く時、必ず導かれて行く。平安にされて行く。