2012年10月12日(金)

「エリヤはアハブに言った『・・私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう』」T列王17:1


エリヤは、主から命令を受け、アハブ王のもとへ行き、ここ2,3年は雨が降らないと告げた。この事は大変勇気が要り、信仰に立った行動であった事だろう。様々な思いが巡った事だろう。王の怒りに触れ、ただでは済まない、即座に殺されるかも知れない。しかし、エリヤは一歩を踏み出し、主の命令に従った。

すると、次のような「主のことばがあった」の通り、一つ従うと、次の明確な導きが臨んだ。それは「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ」と。その川の水を飲め、烏が食物を運んで来るからと。「それで、彼は行って、主の言葉のとおりにした」。主から導きが臨み、エリヤは、又、次のその言葉の通りに従った。すると、主の言われた通りに、烏が朝夕に、肉とパンを運んで来た。

貪欲な烏が食物など運ぶはずがない。主の奇跡だった。「そこであなたを養う」ケリテ川でエリヤは養われた。主の御心に従うなら、必ず「そこで」御心の場所で、奇跡をもってでも養われる。ケリテ川が枯れると、また「主のことばがあった」」。一人のやもめに命じて、養うようにしていると。

一歩従うと、次の導きが臨む。一歩従うことが大切だ。次へと展開して行く。今、あなたにも主からの示しがあるだろうか。御言葉が心に迫っているだろうか。御霊は助けて下さる。祈って、一歩踏み出そう。
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先の先までわかって動くなら信仰はいらない。今導かれていることを信仰を持って従ってみよう。そうやって一歩ずつ目の前にひらかれる主の展開を経験をして行こう。更に信仰が深くなって行く。