2012年11月11日(日)

「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:28



マリヤに、突如、御使いガブリエルが現れ「おめでとう、恵まれた方・・」と語りかけた。突然の事に、マリヤが戸惑っていると、「あなたはみごもって、男の子を産みます・・」との言葉。驚いて「どうしてそのような事が・・」に「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおう」と。聖霊によってと答えられた。そして「神にとって不可能なことは一つもない」と。

マリヤが主を選んだのではなく、主がマリヤを一方的に選ばれた。そして用いようと計画された。主の主権によることだ。マリヤは、その時には、はっきりと明確な意味はわからなかっただろう。クリスチャンを迫害し、死に至らしめていたパウロが、突然、天からの光で地に倒され主の御声を聞いた時も、よくはわからなかっただろう。しかし、異邦人伝道者として、主の偉大な計画が備えられていた。

マリヤは、先の先までわかったわけではないが、「私は主のはしためです。おことばどおりこの身になりますように」と、自分を用いようとしてされているのであればと、身を委ねた。ヨセフも、結婚も、周囲の目も、自らの命も、主に任せた。そのマリヤは、大きな御心のために、主の栄光のために用いられた。

私たちの人生にも、主のご計画があり「主のはしためです。おことば通りこの身になりますように」と献げる人々を用いて下さる。「どうしてそのような事に」と足踏みしているだろうか。「神に不可能は無い」との言葉を信じて御心に一歩踏み出そう。
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御霊による導きが分かったなら、いと高き方の力を信じ身を委ねて行こう。御心の真ん中を歩み、主の栄光を表わすことが弱い私達にも出来る。