2013年03月12日(火)

「私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです」Tヨハネ3:14


「互いに愛し合うべきであり、カインのようであってはいけません」カインのようになるなと言われる。カインは、弟アベルを殺害してしまった。なぜ殺害に至ったのか。それは、神への献げ物の事だった。カインとアベルが神に献げ物をしたが、アベルの献げ物は受け入れられ、カインの献げ物は退けられた。カインは激しい怒りで震えた。しかし「あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる」、

何かが間違っていたわけで、悔い改めて、正しく献げ直すことができた。が、その激しい怒りの矛先がアベルへと向かい、アベルを妬み、その妬みは、憎しみへと増幅した。問題は、まずカインと神との関係にあった。神との関係が正しくなかったので、弟殺害という罪に向かってしまった。私たちはどうだろう。

新しく生まれた私たちは、すでに「死からいのちに移った」。新しい性質は、神の性質であり、その性質は兄弟を愛そうとする。愛さないのではなく、愛して行こうとする。しょっ中、つまづいたり転んだり挫折したりするが、御霊を宿した人は、必ず愛そうとして行く。それが救われている「しるし」だと言っている。いつも御前に悔い改め、悔い改めて、主とクリアな正しい関係でいよう。その時、愛が与えられて、御霊によって兄弟を愛して行ける。
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弟の祝福を素直に喜べないカインの悔しさは肉の内にはあるが、それでは駄目だとの御霊の促しも受ける。愛のなさや自我の醜い姿が示される事はなんと祝福だろう。素直に悔い改めて愛する力を受けられる。