2013年10月11日(金)

「あなたの判断がほめたたえられるように。また、きょう、私が血を流す罪を犯し、私自身の手で復讐しようとしたのをやめさせたあなたに誉れがあるように」Tサムエル25:33



ナバルという非常に裕福な実業家がいた。彼は「頑固で、行状も悪かった」。ダビデがナバルの羊飼いたちを野でガードしていたので、ナバルに食糧を分けてくれるよう願った。しかしナバルは、恩を仇で返した。自己中心で、ダビデの世話になった事など無いものとし、侮辱して来た。

ダビデは、善に代えて悪を返したナバルに「あしたの朝までに、あれのもののうちから小わっぱひとりでも残しておくなら、神がこのダビデを幾重にも罰せられるように」と復讐のために出ようとした。アビガイルが急いで、沢山の贈り物を用意し、ダビデのもとに行き、地に伏して、復讐をとどまるようにと願った。

ダビデは、アビガイルを通して、主が自分の復讐を止めさせて下さったことを知った。アビガイルのお陰で、主のみこころを思うことができた。そしてダビデはアビガイルの願いを聞き入れた。「安心して、あなたの家へ上って行きなさい。ご覧なさい。私はあなたの言うことを聞き、あなたの願いを受け入れた」。

ダビデは聞く耳を持つ人であった。神に視点が向いたなら、謙虚に従った。この時、アビガイルの立場であるがゆえにできた、速やかで且つ的確な対応であった。私たちも、今の遣わされた場、今の位置、立場は主によるものだ。あなたの場で、あなたにしか出来ないことがある。主の示しがある時、「急いで」「すぐに」信仰もって従おう。
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生活のあらゆるところから聞こえて来る神様からの導きに耳を傾け今、自分にしか出来ないことがあるなら従おう。神様を知っているからこそ出来る進言、励まし、慰めなど、用いていただこう。