2014年05月12日(月)

「このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまとわりつく罪とを捨てて・・競争を忍耐をもって走り続けようではありませんか」ヘブル12:1



競走をする時には、出来る限り身軽にする。荷物を持って競争するなど考えられない。足もとに、ずっしり重い荷がまとわりつけば、どうだろう。足にからみついて前にすら進めない。競争どころではない。走ろうとすると、からまりついて転んでしまう。執拗にまとわりついて、前進を阻む罪は何だろう。

金持ちの青年は、主のもとに来ながら、まとわりつく富の誘惑を捨てられないで、富でなく主を捨ててしまった。結局、頼っていたのは富であった。最高権力の座にいたダビデには、強い異性への誘惑が執拗にまとわりついていた。それをきっぱり捨てなかったので、何でも思いのままになる地位にいて、姦淫を犯してしまった。

罪をきっぱり捨てなければ、逆に罪に飲み込まれてしまう。又、思い煩いもまとわりついて前進を阻む。常に襲い来る誘惑は何だろう。きっぱり捨て去る事、委ねる事、悔い改める事が大切だ。でなければ、常にまとわりついて前進不可能だ。

様々な重荷があるだろうか。それを重荷としては「捨て」、又、担う必要のあるものは、主からのくびきとして、受け取り直すことだ。その時、主が負って下さる。辛い苦しい重荷ではなく、主のくびきであり、負いやすくて軽い。負うなら平安で心地良いとある。あなたに、今、からみつくものは何だろう。
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優先順位は何だろう。目的に到達するために無くても良いものや、気にしなくてもよい事に気をとられぐずぐずしてしまう。ひとつひとつ主にお渡し、身軽になって前進したい。