2014年07月12日(土) 「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民 イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民 イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
80歳になったモーセが、神により、エジプトで苦しむイスラエルの 民を解放する指導者として召し出された。しかしモーセは尻込みし た。以前、40歳の時に失敗した経験があったゆえに、今さら自分に 何ができよう、自分にできる事など何もないと思っていた。 「彼らは私を信じず、私の声に耳を傾けない」と。そんなモーセに、 主は数々の奇跡を見せて、この働きは、神の力によるものである事 を示し、促された。しかしモーセは尚も、「私はことばの人ではあ りません。私は口が重く、舌が重い」と、上手に話す事ができない と言い訳した。 そして自分がいかに無力であるかを言い続けた。すると、主は「だ れが人に口をつけたのか・・それはこのわたし、主ではないか」と。 「わたしがあなたの口とともにあって、言うべきことを教えよう」 と。あなたの口が重くとも、そのままで良い。わたしが語るべき事 を教えると。わたしは、弱いあなたをそのまま用いる事ができると。 用いるお方は、全能の主である。この働きは、わたしの働きだと、 主は言われる。召し出されたからには、必要な力、知恵、導きを与 えて下さる。大事な事は、何もかもご存じの上で、主が、主のご意 志で、モーセを選ばれたということだ。「わたしはあなたとともに いる」と。 もし、あなたも今、新しい導きを受けているなら、主があなたを選 ばれた。すべての必要と力は主から来る。信仰もって従い、一歩を 踏み出そう。 ・・・・・・・・・・・ 主が御心を示し、導かれるからには、必要な力を与えて下さる。自 分を見るなら尻込みするが、「あなたとともにいる」との約束があ る。信じて足を出そう。選んで下さったとは、何と光栄なことだろ う。