2014年12月11日(木)

「すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。それはあなたがたが、非難されるところのない純真な者となり・・」ピリピ2:14



「すべてのことを、つぶやかず、疑わすに行ないなさい」とある。
「すべてのこと」とは、主に従うこと、主のみこころを行うことだ。
主が示して下さるみこころに、つぶやかず、疑わずに、「はい」と
応えて行くことだ。そうする時、主は御心を行なうための力を与え、
すべての必要を満たして下さり、そして「いのちのことばをしっか
り握って、彼らの間で世の光として輝く」ようにして下さる。

しかし、「つぶやかず、疑わずに行ないなさい」とあるように、み
こころを行なおうする時に、「つぶやき」と「疑い」が出て来る。
「しなくてもよいのではないか」「自分がする必要があるのだろう
か」ああでもない、こうでもないと、理屈が出て来る。そんな心の
奧を探ると、みこころを行なおうとしておらず、自分の思い、自分
の願いを成し遂げたいと思っている。

主の栄光ではなく、自己中心な思いに気づく。そんな時、自分の姿
を認めて、「自分にはできません」「したくない思いがあります」
とそのまま祈ろう。「主よ、助けて下さい」と祈って行くなら、主
が従えるように助けて下さる。

そして、御言葉に従って行く時、自分で輝くのでなく、主が、私た
ちを世の光として輝かせて下さる。今、示されていることがあるだ
ろうか。つぶやかず、理屈を言わず、「はい」と従ってみよう。豊
かな祝福を経験する。
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志は主が私たちの心に与え、実現させてくださる。疑わず信じて行
うなら結果に捕らわれずいつも謙遜でいられる。なんとシンプルな
循環だろう。けれど理屈も必ず出てくる。幼子のように従って行き
たい。