2015年03月12日(木)

「あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」ヘブル10:36



「求めなさい。そうすれば、与ええられます」とあり、「祈れ、与
えられる」と。しかし、祈っても〃、叶えられない祈りも経験した
のではないだろうか。答えられない祈りについても、教えられてい
る。まず、主の御心にかなっていなければ、幾ら祈っても叶えられ
ない。「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はそれ
を聞いて下さる」とあり、叶えられるのは、御心にかなった願いだ。

良い願いだとしても、もし、今それを持って高慢になるなら、差し
控えられる。主の愛のゆえだ。主の答えは、常にすべてを配慮の上
で、与えて下さる最善のものだ。又、与えて下さるが、まだ時でな
い場合がある。私たちはなかなか待てない。待つことが難しい。今
すぐに答えが欲しい。すぐに手に入れたい。

しかしアブラハムはイサクのために25年待ち、ヨセフも無実で投獄
され、何年も忍耐した。主は私たちに忍耐を与え、信仰を培って下
さるために、待つ期間を与えられる。目で見えるなら信仰は必要な
い。見えないからこそ信じざるを得ない。「神の時」は定められて
いる。「もし、遅くなってもそれを待て。それは必ず来る。遅れる
ことはない」。待ち望もう。

又、願ったものよりも、更に良いものを与えられる場合には、求め
たそのものは与えられない。私たちはガッカリしてしまうが、遙か
に良いものを備えて下さっている。あなたに今必要なことは、信じ
て、待つことだろうか。「あなたがたの確信を投げ捨ててはなりま
せん。それは大きな報いをもたらすものなのです」。主を待とう。
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必ず最善が成ることを信じて待つこと、頭でわかっていても徐々に
平安が奪われていく。神の時を平安なく待つのではなく、信じて待
ち望みたい。