2015年11月11日(水)

「彼らはエレミヤに言った『・・私たちは、すべてあなたの神、主が私たちのためにあなたを送って告げられることばのとおりに、必ず行ないます』」エレミヤ42:5





人々は、預言者エレミヤに、自分たちのために主に祈るように要請
する。主が歩むべき道となすべき事とを示されるようにと。エレミ
ヤは、主に求め、その答えを告げる。「この国にとどまるなら、あ
なたがたを建てて、倒さず、植えて、引き抜かない。バビロンの王
を恐れるな。わたしは共にいて、彼の手からあなたがたを救い出す」
と。主はあわれみを施して下さると。

しかし、彼らは「告げられることばの通りに、必ず行なう」と言い
つつ、実際は従わずに、自分たちの判断で、エジプトに下る。自分
の思いと異なれば、従わない。ある人々は、牧師のもとに相談に行
くが、すでに心に答えを決めている。つまりは、自分の決めた事を
後押ししてくれる了承印が欲しい。自分の思いと違えば、又、別の
人のもとへ相談に行く。私たちもどうだろう。

御心がわからない、わからないと言うが、すでに答えを心の内では
決めていないだろうか。自分の思いに合致する御心を捜そうとする
ので、どこまで行ってもわからない。主に従おうとする時に、自分
の思いが大きな妨げになっているかも知れない。まず自分の思いを
脇に置いて、自分の思いと異なっても従いますの姿勢で、求めよう。

その時、御心を示して下さる。その示された御心に、どんなに犠牲
を払うとしても従って行こう。その時、私たちの思いを越えた素晴
らしい神のご計画が実現して行く。神のみわざが現われる。
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自分の立場や感情に固執してなかなかすぐには従えない。良いこと
だと思いながらぐずぐずする自分の限界を知ろう。示された御言葉
から目を離さず、すぐに従えるように助けを祈ろう。