2016年09月11日(日)

「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信 頼すれば、あなたがたは力を得る」イザヤ30:15


ユダ王ヒゼキヤは、アッシリヤ軍のエルサレム包囲に対して、大国
エジプトに助けを求めようとした。「わたしによらず、わたしの霊
によらず、罪に罪を増し加えている」。わたしの指示を仰がず、パ
ロの保護に身を避け、その陰に隠れようとすると。その結果は、侮
辱と恥とそしりだと。

救いの道は、人間の思いと方法で動く事を止めて、「主に立ち返り、
静かにすれば救われ、落ち着いて、信頼すれば力を得る」と。私た
ちも全く同様だ。困難が起きた時に、何かに頼るのでなく、自分の
思いで動き回るのでなく、ただ落ち着いて、主に信頼し、主の導き
を待ち望むことだ。その時、主は必ず導きを与えて下さる。

「恵もうと待っておられ、あわれもうと立ち上がる」方だ。主を待
ち望む者は幸いと。しかし私たちもどうだろう。急いで焦っている
時、祈る余裕も時間も無く、とにかくすぐに済ませてしまおう、ま
ず対処してしまおうと、動いてないだろうか。気持ちが急いて、主
を仰がずに行動に走ってしまう。

しかし主を離れては私たちは何もする事ができない。実を結ぶこと
はない。大切な事は、主に導かれることだ。右に行くにも左に行く
にも、あなたの耳は後ろから、「これが道だ。これに歩め。」と言
う言葉を聞くと。人生の重大な進路だけでなく、右に行くにも左に
行くにも導かれると。どんな時にも、導きを求めよう。主はこれが
道だ、これに歩めと導いて下さる。

・・・・・・・・・・・
問題が起きるとパニックになり、とにかく何とかしなければと思っ
てしまう。その時、主が見事に飛んで、焦って自分で動き回ってし
まう。そして失敗してしまう。まず静かにして、主を見上げよう。
そして祈り、頼ろう。主は必ず導きを与え、道を示して下さる。