2016年12月12日(月)

「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない」箴言16:3


ある人が、お酒を断とうとしていた。酒屋に近づいた時に、「主よ、
もしお酒を買う事が御心でなければ、駐車場が空いていませんよう
に」と祈った。すると駐車場は空いていた。笑ってしまうが、私達
も同じような事をしているかも知れない。主よ、御心なしたまえと
求め、御心を、と祈るのだが、実は自分の内では、もうしっかりと
プランは定まっている。

主からの認め印が欲しい。もし心ですでに決まっているなら、自分
の計画にそぐわない御言葉は排除してしまう。そして自分に都合の
良い御言葉しか入らない。無意識にそうしてしまっていて、気づか
ない。間違った方向に進まないためには、自分の計画を一旦、主に
委ねるのが良い。主に明け渡すことだ。

その計画が御心なら、主によって返って来るし、更に揺るぎないも
のとして、確信が与えられ、そして主により成し遂げられて行く。
又、御心でないなら、成って行かない。いつも祈りは「主よ、こう
して下さい」「ああして下さい」「主よ、こっちへ来て下さい」
「あっちへ行って下さい」だろうか。

そうではなく、「私は」「私は」でなく、「主は」私に、何を願い、
どんな御心を持っておられるのか、主のみ思いはどうなのか、祈り
の中で問うてみよう。御心の計画は、必ずどんな紆余曲折を通ろう
とも、必ず成し遂げられる。
-----------
日々いろいろなプランが心に浮かぶ。主からの志なのか、自分の強
い思いなのかをまず自分自身にも問いかけてみよう。私の思いでは
なく主の御心が成りますようにの姿勢になれるよう祈っていきたい。