2017年03月12日(日)

「門番は彼のための開き、羊はその声を聞き分けます」ヨハネ10 :3



主は、門だ。「わたしを通って入るなら救われる」と。安らかに出
入りし、牧草を見つけ、すべての面で守られ、豊かに養われる。と
ころが盗人も来る。門から入らないで、他の所を乗り越えて来る。

盗人は、盗み、殺し、滅ぼすために来る。脅し、痛めつけ、物を奪
い取って行く。盗人は嘘を言い、惑わし、だます。泥棒だ。羊飼い
なる主の御声を聞いてついて行くのと、この盗人の声に惑わされて
ついて行くのとでは、天と地ほどに違って来る。

豊かないのちにあずかるには、良き羊飼いの声をよく聞き取る必要
がある。私たちは毎日、何らかの声を聞いて生きている。まず思い
があって、行動が生まれるので、まず何らかの声を聞いて、それが
行動となって行く。それが盗人の声を聞いていたらどうだろう。神
の御心と、正反対の方向へ向かってしまう。

門から入らないで、他の所から乗り越えて来るのが盗人だ。唯一の
門、主、以外からの声だ。サタンの声、肉の欲望から湧き上がる声、
人の声、新聞、テレビ、マスコミから物凄い勢いで押し寄せる声が
ある。私たちに羊飼いが与えられている。祈り心で、常に羊飼いの
声に耳を澄ましていよう。

真の羊飼いの声は、平安で、信仰的で、確信を与えてくれる。「羊
は、彼の声を知っているので、彼について行く」。日々、地道に主
と交わりながら、時を重ねることにより、主の御声を親しく知って
行ける。今、どの声を聞いているのだろう。羊飼いに耳を傾けよう。

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サタンであり盗人の「お前はダメだ、ダメだ。失敗ばかりしている。
滅びだ」の声を聞くだろうか。「わたしがいる。罪は赦されている。
失敗から学べば良い」との声だろうか。いつも「主よ」と、仰ぐ時、
聞くべき御声を聞き分けるよう助けられ、羊飼いについて行ける。