2017年06月11日(日)

「きょう、あなたを私に会わせるために送ってくださったイスラエ ルの神、主がほめたたえられますように」Tサムエル25:32


ダビデは、ナバルの羊の群れをよく守っていた。そしてナバルのし
もべたちは、ダビデが非常に良くしてくれることを知ってた。その
ため、ある祝いの日に、ダビデはナパルに手元にある物を与えてく
れるよう、使いを出して頼んだ。しかしナバルはダビデの要求をむ
げに拒んだ。好意を侮辱で返したのだった。

それでダビデは怒り、報復しようと剣を帯びて出陣した。それを知
ったしもべが、ナバルの妻アビガイルに、即、対応するよう伝えた。
彼女はすぐにパンやぶどう酒等、溢れる贈り物を用意し、ダビデの
もとに行き、へりくだって率直に詫びた。彼女の的確な判断と速や
かな行動により、ダビデは我に返り、冷静になり、彼女の機転はダ
ビデの報復をとどめた。

彼女の阻止が無ければ、ダビデは肉の思いと行動で、ナバルに復讐
していた。肉は自己中心で、感情で動き、そして自分は正しいに立
つので、状況が見えず、冷静な判断が出来ない。しかし肉は自分の
思い通りになるので、心地よい。自分の欲望が遂げられる。だが、
肉の思いは、神に反し、死だ。御霊の思いはいのちと平安。

ダビデはアビガイルの進言により、主に従うことができた。御霊は
主の御心へと私たちを導く。心に語りかけ、促しを与え、また、あ
る時は人の忠告や助言を用いられる。今、判断すべき事があるなら、
肉の思いでなく、御霊の導きを祈ろう。

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しばしば肉で行動してしまい、失敗する。又、肉で行動してしまい
そうになる。御霊は絶えず私たちを導いて下さっている。へりくだ
った素直な心で、御霊の促しや、阻止に耳を澄ましていよう。人の
助言、忠告を通しても、御霊は導かれる。