2001年01月10日(水)

「主よ。もう十分です。私のいのちを取って下さい。私は先祖たちにまさっていませんから」(T列王19:4)

こんな言い伝えがある。一人の天使が、サタンに伝言するよう遣わされた。それには「クリスチャンを打ち負かそうとするサタンの方法はすべて取り去られる」というものだった。
悪魔は一つだけ残して欲しいと懇願した。憂うつを残してくれと願った。天使は小さな願いだと考え承諾した。「やった!」と悪魔は叫び、嘲笑って言った。「これ一つあれば、すべてが確保できた」。
憂うつはどの時代にも、神の民を悶々とさせて来た。これは私達を疲れさせ、孤立させ絶望の淵に追いやる。エリヤも死にたいと叫び、落胆した。ヨブやダビデも同様の魂の苦悩を通った。信仰によってそこから脱した。問題の原因が鬱にあるなら、恐れず治療を受ければ良い。
悪魔は私達を望み無しの状態に置く事によって打ち負かしたい。
しかし、私達の究極の助けは神だ。この方こそ、望みの神であるからだ。神を知る人に決して絶望はない。