2018年07月12日(木)

「あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです」マタイ12:37



私たちの口から発する言葉は重要だ。そこには思考、思い、気持ち、
感情の現われがある。日々家庭で、学校で、職場で、近隣で発する
言葉は自分自身の現われだ。内にあるものが外に出たものだ。言葉
となって、内にあるものが現われ出る。「良い人は、その心の良い
倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。

なぜなら人の口は、心に満ちているものを話す」と。心に無いもの
ではなく、心にあるものを口が話していると、真理のみ言葉が言っ
ている。屈折した言葉は、ねじれた心から出て来る。荒んだ言葉は、
荒んだ心から出て来る。心が喜びで満ちているなら出ない。偽りで
塗り固められた言葉は、偽りの心から出て来る。心が問題だと。

心に愛があるなら、慰め、励ましの言葉が出て来る。その人のため
に祈っているなら、その人と接する時に、必ず何らかの慰めや力づ
けの言葉や態度となって、自然に現われ出る。それは相手を建て上
げて行く。ある人が、心にあるものを口が話すとあるが、自分はへ
つらいを言ってしまったり、良い人を装ったり、心にも無い事を言
ってしまう。

それは自分の心が真実でなく、誠実でない事だと悔い改めさせられ
たと。言葉の原因は心にあると言われているので、心がいつも御霊
に導かれて、御霊に助けられて、御霊と共にあることが大切だ。御
霊に導かれ、満たされて行くと、自然と心から喜びや平安の言葉が
湧き出て来る。
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いくら婉曲に言っても心にあるものはどこかに滲み出てくる。自分
の利益のためだけの言葉ならその源を主に差し出そう。今日会い、
言葉を交わすその人のために祈ろう。