2019年06月11日(火)

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」Tテサロニケ5:18



ある母親が、子供にいら立っていた。学校から帰宅するや、暗くな
るまで外で遊び回り、なかなか勉強へと向かない。友達も沢山いて、
外で元気に遊ぶのは良いのだが、内心は勉強しない事に不満だった。
元気で良いと頭では思うが、心では決してそうでなく、ちゃんと勉
強して、良い成績を取って欲しかった。

子供に対して、こうあって欲しいとの思い、決してそうならない子
供。そんなモヤモヤ、悶々を抱えた日々のところに、その子供が事
故に会った。大きな事故で、救急搬送され、すぐ手術となった。予
断を許さない厳しい状況に、医師には、「覚悟をして下さい」と言
われた。突然の事態にわけもわからない中、とにかく命をとどめて
下さいと、祈りに祈り、手術の間中、必死に祈り続けた。

その時に、生きていてくれさえしたら、後はどうでも良いと心の底
から思った。成績なんてどうでもよい。何も要らない。生きていて
くれるだけでいい。長い手術の間に、偏差値でしか子供を見ていな
い自分の姿を見せられ、心から悔い改めた。九死に一生を得て、子
供の命は助かった。そして順調に快復が与えられた。

自分自身が全く変えられた。子供の見方も全く変えられ、子供をあ
るがまま、受け入れられるようにされた。もしあのまま行っていた
ら、子供をどんなに酷く損なっていただろう。痛い、辛い出来事だ
ったが、心から感謝だと思えた。主に在って、すべての事が感謝で
あること、心から受け取れた。
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決して喜べない状況でも、最悪に思える出来事にも、感謝するとき、
背後におられる主を仰げる。いつも最善を送ってくださる主にあっ
て条件をつけず、すべての事にいつも感謝していたい。