2019年08月11日(日)

「すると羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます」ヨ ハネ10:4 

「羊はその声を聞き分けます」とあり、羊は、羊飼いの声を聞き分
ける事ができると言っている。羊飼いは愛する自分の羊を、その名
で「呼んで」連れ出すからだ。そして羊は良い羊飼いの声を、聞き
分けてついて行く。

だが、しばしば惑わす別の声も聞こえて来る。羊飼いの声を妨げる
様々な声で、盗人、強盗や雇い人だ。それは害を加えるためだ。
「ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのため」だと。サ
タンの声、人の声、自分の肉の欲から湧き上がって来る声がある。
それらの声がしばしば混線し、良い羊飼いの声と区別がつかなくな
る。

肉の欲から湧く声は、自分と一体になっているため、なかなかわか
りにくい。自分が思っている事が御心だと勘違いしてしまう。自分
の思いは心地良いので平安だと勘違いする。御霊の声と肉の声が、
わからない時はまず自分の思い、自分の好みを明け渡す事だ。それ
は「イエス」でも「ノー」でもOKですという事で、自分の思い通
りでなくても受け入れます、との態度だ。

そしてよくよく祈るなら、必ず御霊の声、良き羊飼いの声がわかる。
悪に誘惑する声ならストレートでわかりやすいが、悪ではなく、罪
でもなく、一見合法的で、良い事に見えることに騙されやすい。サ
タンは光の御使いに変装する。羊飼いに似せたサタンの声がある、

良い考えに思えるが、御心をそれさせる人間的な意見がある。最善
に見える、実は肉の欲の声がある。まず、白でも黒でも、右でも左
でも従います、の態度が大切だ。それさえあれば、必ず良い羊飼い
の声がわかるように助けられる

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これこそ羊飼いの声と思ってしまうが、時に自分の思いが混線し間
違う事もある。しかし従いたい願いがある時、主は軌道修正しつつ、
必ず主のみ思いへと助け導いて下さる。妨害の声もわきまえ、環境
を見つつ、祈り進もう。愛して下さっているので、羊飼いは御心へ
と導いて下さる。