2022年04月11日(月)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5




ある人が、思い煩いがどうにもならなかった。「思い煩うな」と言
われているのはわかるが、どうしても思い煩ってしまう。心配と不
安にさいなまれる。心は暗くなり、沈み込んでしまう。暗闇に飲み
込まれそうだ。余りに胸が苦しいので、主の御前に行き、ことごと
く心の内を告げて祈った。

その中で、自分は主の約束の言葉を、主が守って下さること、主が
心配して下さること、乗り越えさせて下さること、必要をすべて与
えて下さること・・頭の知識としてはあるのだが、自分は全く信じ
ていない事を見せられた。

つまりは主を信じていない、信頼していない。信じているのは自分
だけだ。主を信じる事が出来ないから、思い煩うのであり、全く平
安が無い。目の前に、自らの不信仰を見せられ、心から悔い改め
た。
そして自分を主に明け渡した。その時、心に平安が来た。

別の人も、同じくしょっ中、思い煩いに襲われた。苦しいのだが、
どうにもならない。そんな中、自分が思い煩いを次々と選び取って
来る事に気づいた。一つの思い煩いが解決すると、次を取りに行
く。
自分は心配症で、思い煩いを引き寄せ、思い煩っていないと不安な
のだ。

あるがままを祈りに持って行き、告白した。自分が握りしめ、主に
渡さないので、主は横に立たれたまま、何も出来ない。自分自身を
主にお委ねした。初めて平安になり、やがて不安な事態が来ても、
主がどのようにして下さるか楽しみになった。
------------
自分が自分を握りしめている限り、人生は試練の連続ではなだろう
か。主を信じ、主に救われたのだから信頼して明け渡そう。今の心
配事から主が解放してくださる。