2023年04月11日(火) 「大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主がお 救いになるのに妨げとなるものは何もない。」Tサムエル14:6
「大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主がお 救いになるのに妨げとなるものは何もない。」Tサムエル14:6
例えば戦いなら、兵士の数は勝敗に非常に大きく関わる。千と1万 なら、1万人が有利に決まっている。戦いの常識であり、人数の多 い方が勝つ。それが大人数、小人数は関係無いと言っている。又、 詩編記者も、勝利は軍勢の多い事にはよらないと言う。常識がくつ がえる事を言われると、戸惑い、いぶかる。常識で生きているから だ。 神の言葉と信仰と言いつつも、実際は常識や、既成概念や経験値は 大きいだろうか。現実生活では、信仰は飛んで、目に見える計算 で、軍勢の多い少ないで判断しているだろうか。つまり自分の力に よることになる。頭で計算し、これなら自分の力の範囲内で行け る、これは無理と。そこに主と御言葉の入る余地がないだろうか。 だが、御言葉は勝利は兵の数にはよらず、主によると結論づける。 主に信頼し、主の導きによって進むのであれば、常識はくつがえさ れる。そこに主が働かれるからだ。大きなみわざが現れる。兵の 数、つまり自分の力や、障害や困難の大きさがどれほどであって も、それは問題でない。 物理的力ではなく、主の御心かどうかの問題だ。軍勢の数で、計算 し、頭が動いているだろうか。又、もし主が共に行かれないなら、 どんなに大軍勢であっても、敗北だ。救いは軍勢ではなく、主によ るのだから。「見よ。主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵み を待ち望む者に」。主を信頼する者に、恵みが注がれる。 ------------ 主の御心なら主の方法と主の時に必ず最善をしてくださる。目の前 の状況に頭はフル回転してパニックになるが、主はそれも全て知っ ていてくださる。頭で考える前にまず主に祈ろう。