2024年01月12日(金)

「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。 そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」ヤコブ4:7



「悪魔は偽り者であり、偽りの父」だと言っている。悪魔は嘘つき
であり、悪魔の内には真理が無いと。悪魔は、盗んだり、殺した
り、滅ぼしたりするだけのために存在する。黒を白、白を黒と言
い、何でも自由自在だ。平然と嘘を言うというか、嘘しか言えな
い。絶えず偽りへと誘惑して来る。

間違った動機を正当に見せ、正しい動機を間違ったものに疑いを入
れ、混乱させる。真実の中に、嘘を混ぜる。すると、なかなかその
嘘に気づけない。悪魔の誘惑は、自分の肉の欲望にピッタリと合致
するので、なかなか気づかず、見分けられない。エデンの園で、エ
バが見事に悪魔の誘惑に引っかかってしまったように。

善悪を知る木の実を食べると、「神のようになれるよ」との誘惑
が、「神のようになりたい」との自分の願望に合致し、沿っている
ので、悪魔の誘惑だとわからない。又、自分の強い思い、自分の偏
見が底にある時、ものの見方が偏っているので、間違ったものが正
しいとしか見えない。つまり、心に偏見がある時、物事を正しく判
断する事が出来ない。自分は正しく見ているつもりだが、歪んでい
る。

悪魔は偽りを真理に見せかけ、だまそうとする。悪魔のこういう誘
惑と攻撃をよく踏まえて、自分は間違う者だと認識し、自分に頼ら
ず、祈りをもって御霊の判断を仰ごう。主に拠り頼もう。神の御心
へと正しく導いて下さる。
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何でも自分で判断してやってしまいたい者だ。主に従いたくない肉
がある事を認めていたい。あの手この手で妨害してくる悪魔を覚え
いつも主に正しい判断を仰ごう。主が守ってくださる。