2024年09月11日(水)

「あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ 豊かになり、あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることがで きるように・・」ピリピ1:10



ニーバーの有名な祈りがある。「主よ、変えることのできるものに
ついて、それを変えるだけの勇気を与えたまえ。変えることのでき
ないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものと
を、識別する知恵を与えたまえ」と。

信仰人生でしばしば、変えられないものを、変えようとし、変える
べきものを、変えない。逆をしてしまうのだが、悲惨な事になる。
変えられないものを、変える戦いは、大変な悪戦苦闘となり、消耗
戦となる。時に、これをしてしまう。しかし不毛の戦いとなる。
疲れ果て、力尽きてしまった時に気づくだろうか。

「神のみわざに目を留めよ。神が曲げたものをだれがまっすぐにで
きようか」と、主が曲げておられるのだと。変えられないものは、
受け入れられるように祈ろう。受け入れる事は至難のわざで、これ
は自分には出来ない。しかし御霊によって可能だ。御霊によって、
受け入れる事ができる。祈ろう。御霊が助けて下さる。

受け入れるのは、目の前の状況だろうか、境遇だろうか、難しい相
手だろうか。受け入れた時に、苦しく、悶々であった心が、自由に
され、解放される。平安にされ、解決へと導かれる。主が変えるよ
うに導かれている事は、必ず、変える事が出来る。目の前の事態に
ついて、識別する知恵が与えられるよう、祈ろう。
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疲れ不平不満がいっぱいになる時、同じ過ちをしている事に気づく。
自分自身が豊かに変えられたい。受け入れる事と変えていく事、
御心にかなった正しい判断を主に祈ろう。