2025年02月09日(日)

「それはもともとあなたのものであり、売ってからもあなたの自由 になったのではないか。なぜこのようなことをたくらんだのか」使徒 5:4



アナニヤとサッピラは所有物を売り、使徒たちの足もとに置いた。
しかし、一部を取っておいた。献げるのも、献げないのも自由だっ
た。その前にバルナバが畑を売り、代金を献げ、人々に大変賞賛
されるのを見ていた。その賞賛を求めただろうか。しかし、聖い御
霊が力強く働き、皆が心と思いを一つにしていた時だった。主を力
強く証しし、大きな恵みがすべての者の上にあった。

誰一人その持ち物を、自分のものと言わず、すべてを共有にして
いた。そこに全部の振りをする偽りが入った。偽りはサタンからの
ものだ。ペテロは、その事はサタンに心を奪われ、聖霊を欺いた
と言った。人ではなく神を欺いたのだと。アナニヤが息絶えた時、
すべての人に、非常な恐れが生じた。それは、とっさについ嘘をつ
いてしまったような類でなく、夫婦で計画的にしたことだった。

罪を悔い改めないまま進むと、いつしか罪に鈍感になってしまう。
そして人の評価、人の目を気にし、人にどう見られるかで行動し、
主の目を意識する事から離れて行く。アナニヤとサッピラは、肉
に従った信仰生活だった。皆が聖霊に満たされ、心から喜びに
溢れて、感謝をもっ献げているのを知らず、主への献げ物を、
自分の賞賛のために使った。

いつも目の前に肉と御霊の二つの選択がある。例えば腹が立つ
と、肉はすぐ相手を攻撃しようとし、御霊は「まず祈れ」と言う。選
択だ。この肉を選択し続けると、いつしか霊的に鈍くなってしまう。
目の前の一つ一つそに御霊の方を選択できるよう祈ろう。主は祈りに
答え、助けて下さる。

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サタンは絶えず働いていて、主から離そうとし、あらゆる攻撃、
誘惑を持って来る。肉に働いて来る。各人の弱い所に誘惑が
来る。今も気づかないまま、来ているだろうか。目をさまし、見
張はり、気づけるよう、助けを求めて祈っていよう。