2003年12月11日(木)

『彼は言った「その人にあわれみをかけてやった人です」するとイエスは言われた「あなたも行って同じようにしなさい」』(ルカ10:57)


 ある人が強盗に襲われ半殺しにされた。
祭司が来たが反対側を通り過ぎた。次にレビ
人も同じようにした。彼らは関わり合いたく
なかった。自分にはすべき事があり自分の時
間、労力を奪われたくなかったし、面倒に巻
き込まれたくなかった。それで見てみぬ振り
をした。ところが敵であるサマリや人は状況
を見て取り見過ごす事ができなかった。
「かわいそうに思い」とは憐れみの心だ。
憐れみとは、同情心+行動だ。心で思うだけ
でなく実際に行ないが伴う。面倒を引き受け、
自分の時間と労力を献げた。
神の愛に動かされる時、私達も行いが伴なう
はず。良きマリヤ人である主が自分にして下
さった犠牲を思う時、敢えて自分も引き受け
たいと思う心。