2004年05月12日(水)

「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」(Tペテロ4・10)

所有と管理は異なる。所有は自分のものであり、管理とは人のものの運用を委ねられている事だ。所有なら自分の自由にして差し支えないが、管理は所有者に管理報告をしなければならない。神がこの世界で私達に賜物を与え、管理を委ねておられるのだ。管理者なのだ。いずれ天に帰り報告しなければならない。あなたは任された賜物をどう用いているか。大事な事だ。ある人が世界中の有名なバイオリンを二百数十種収集していた。宝の持ち腐れだ。それらがバイオリニスト達の手にあればどんなに美しい音色を奏で、人々に喜びを与える事だろう。どんなに有効に用いられる事だろう。あなたに任されたものを有効に主に喜ばれるよう管理しているだろうか。
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有名な素晴らしいバイオリンは、訓練を積んだ巧みな演奏者の手にある時、最高の音色を奏でる。私たちの賜物も最高の演奏者であるイエス様の手に握られる時、最高の音色を奏でる。自分自身をイエス様に献げて、用いて頂こう。主に献げる時初めて、本来のあなたの音色が十二分に発揮され、人々をも祝福して行く。