2006年05月11日(木) 「彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った。『風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどういう方なのだろう』」マルコ4:41
「彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った。『風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどういう方なのだろう』」マルコ4:41
信仰生活の中で、主は目的が あって一つ一つの試練を私た ちに送られる。弟子達は激し い突風に舟が水で一杯になり、 恐怖に襲われた。怯えた弟子 達が主を起こすと「信仰がな いのは、どうしたことです」。 主が私達に求めておられるの は「信仰」だ。いつも信仰を 使う機会を与えられる。 だが、信仰が吹っ飛んでしま って、目の前の状況に、大波 に飲み込まれてしまう。 主が「黙れ、静まれ」と言わ れると、即、風は止み、大な ぎになった。弟子達は、主の 自然をも支配される主の偉大 さに目を見張り驚いた。 私達も経験する。様々な試練 を通り、痛みや苦しみの中で もがき、主に叫び求める中で、 共におられるお方が、全知全 能の神である事を信じるよう になるのだ。神がどんなに力 あるお方であるかを知るのは、 試練の時だ。何も無い順風の 時でなく、風が荒れ狂い、波 が逆巻く時だ。今、試練の中 なら、必ず神を知れる時だ。 --------------- 無風の中では成長は無い。 神様を知るのは切羽詰った 状態の時だ。それほど私達は 自分を過信しなかなか委ねき れない者だという事をよく覚 えていよう。