2006年09月11日(月)

「あなたの主人のもとへ帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい」創世16:9   



子供のできないサライは、女奴隷
ハガルによりアブラハムの子を得
ようとした。肉は良い考えだと思
えた。アブラハムも承知した。
しかし、ハガルに子供ができた時、
ハガルは優越感でサライを見下す
ようになった。肉でする事は必ず
問題を引き起こす。予想に反する
事態にサライはハガルをいじめた。
ハガルは辛くて荒野に逃げた。
しかし御使いが現れ、サライのも
とへ戻って仕えるよう、子孫を大
いに増やすことを告げた。
ハガルとイシュマエルにすれば自
分で選んだ道ではない状況に置か
れた。これは彼らの責任ではない。
しかし、状況に責任はないが、そ
れに向かう態度と行動は自らの責
任だ。神は彼らを顧みられた。
サライによる教訓は、肉の判断、
決定は必ず問題と悩みを引き起こ
す事だ。人間的にこれは最善と思
える方法が、必ずしも御心なので
はない。又、親しい人の肉の助言
が罠になり、そこから大きく道が
それる事がある。聞くべきはまず
神であり、判断と決定の際には必
ず祈ろう。神に導きを求めよう。
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自分の経験や強い思いが行動の原
動力となるのは自然だ。だからあ
えて、日常のささいな事でも御心
尋ねながら歩まねば、すぐに道を
はずれて行く弱い者だと覚えてい
よう。