2007年01月12日(金)

「主よ。深い淵から、私はあなたを呼び求めます」詩篇130:1                                    

     


人生には自分ではどうにも出
来ない、這い上がれない深い
渕があり、経験する事がある。
薬物依存や、アル中、ギャン
ブル、暴力、自傷行為、非行、
止められない罪・・深い渕に落
ち込んでいるように感じる。
人はそのような、どうにも出
来ない事態をまずは認めたく
ない、認めない。次の段階で
は、どうしたら良いかを、も
がいて模索するが、何をどう
やってもどうにもならず、段
々気力が失せて行く。詩篇記
者は、深い渕にあって、神に
祈っている。「私の声」を聞
いて欲しい「願いの声」に耳
を傾けて欲しいと。そして、
罪の赦しを受け取り、主を待
ち望んでいる。何もかもが閉
ざされたかに見える、深い渕
の中から「祈る」事が出来る。
神に呼ばわる事が、第一歩だ。
何も、どうにも出来ない時、
そのままでよい、まず神を呼
ぼう。何かが変わって来る。
神は生きておられる。必ず変
わる。まず心が変えられ、信
仰の目が与えられる。神は、
あなたに一歩一歩を示して導
き出して下さる。
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どうしようもない自分のまま
で祈ろう。罪はいつも目の前
にあります、悔い改めること
も出来ませんと。弱くても、
罪深くても、神様につぶやき
続けるしかない時もある。け
れど必ず賛美の朝が来る。