2008年10月12日(日)

「あなたの主人のもとへ帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい」創世16:9 

    
   
子供のできないサラは、女奴隷ハガル
によりアブラハムの子を得ようとした。
肉には良い策だと思えた。アブラハム
もサラの提案ゆえ了承した。しかし、
ハガルに子供ができた時、ハガルは優
越感で、サラを見下げるようになった。
肉で事を行なうなら、必ずトラブルを
引き起こす。肉の手で何かを持つ時、
正しく所有する事ができない。自分を
見下すハガルに、サラはいじめで報復
した。ハガルはその仕打ちが余りにも
辛くて荒野に逃げた。しかし御使いが
現われ、サラのもとへ戻り、へりくだ
って仕えるよう、そして、神により子
孫がいに増やされる事を告げた。ハガ
ルとイシュマエルにすれば、自分の意
志の及ばない、自分で選んだ道ではな
い状況に置かれたことだ。ハガルは奴
隷であり、これは彼らの責任ではない。
しかし、状況に責任はないが、それに
向かう態度と行動は自らの責任になる。
神は彼らを顧みられた。サラによる教
訓は、肉の考え、判断、決定は必ず問
題を生じ、悩みを引き起こす事だ。人
間的にこれは最善と思える方法が、御
心なのではない。又、親しい人の、御
霊によらない肉の助言が罠となる。そ
こから大きく道がそれる事がある。聞
くべきはまず神であり、判断と決定の
際には祈って、必ず神に導きを求めよ
う。
・・・・・・・・・
何をするにもまず祈ろう。導きを求め
判断を求めよう。平安持って物事に当
たれる。その結果も主からのものと受
け入れる事ができる。自分で動かず、
まず祈ろう。