2008年11月11日(火)

「だから、神の国とその義とを第一に求めなさい」マタイ6:33


ある人が大変なハードスケジュールの日々だった。
仕事は次から次へとこなさねばならず、仕事の後の付き合いは続き、
人を気にして断れずに様々な事柄を引き受けた結果、とうとう身動きが取れない
状況に陥ってしまった。

時間と体力には限りがあり、許容量オーバーで、心身限界状態になった。
デボーションもずっと持てない忙しい日々に、心はカラカラに渇き、ギブアップ
状態で、主の御前に静まった。

主の御前に心を静めていた時、「だから、神の国とその義とを第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」の御言葉を
御霊が示して下さった。

自分は「それに加えてこれらものはすべて与えられる」の方のために懸命に労し、
動き回っていた事に気づかされた。

本末転倒であり、「神の国とその義とを第一に求めなさい」が抜け落ちていた。
そのため、何もかもが悪循環であり、心に平安も喜びもなく、幾ら動き回っても
達成感もなく、実もなく心は疲れ果てるばかりだった。

人生何が大切なのか。もう一度生活全般を見直し、第一のものを第一にし、狂っ
た優先順位を正した。

その時、生活が秩序あるものと変えられ、心に喜びと平安が戻った。
私たちもしばしば同じ状態に陥ってしまう。今一度、第一のものを第一に。
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神様との正しい関係の中にある時が一番の平安だ。第一のものが後回しとなって
しまう愚を何度も繰り返えさないよう、忙しく立ち動く時こそ、このみ言葉を覚えよう。