2010年05月29日(土)

「すべての国々とその栄華を見せて・・『もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう』」マタイ4:8

サタンはすべての国々の栄華を、誘惑の餌として、主を自分に服従させようとし
た。今も、サタンは同じ事をして働いている。「私に従えば、地位を名誉を、富
を人々からの賞賛を与えよう」

つまり、サタンは、私たちの肉と合致して働いてくるので、実際的には「私はこ
うしたい、私はああなりたい、私はこの道を行きたい」となる。「私は〜した
い」と自分が思っているので、背後でサタンがそれを誘惑しているとは気づかな
い。

「私は〜したい」=サタンが「私を拝むなら、これをあなたに上げよう」と言っ
ていることだ。騙されて、罪に進み、御心からそれてしまう。御心でないとわか
りつつ、高い地位と高額の報酬につられて転職したり、平安が無いのに、自分の
才能が生かせると、自分で選ぶ道に進んだり・・それらの背後にサタンの誘惑が
ある。

自分の判断と自分の決定に従うなら、サタンの思うつぼだ。必ず御心をそれる。
エバは自分の判断で誘惑に陥り罪を犯した。主は、自分の思いも判断も用いられ
ず、御言葉に基づいて決定し行動された。主は御言葉に立たれた。

その時、サタンは退かざるを得なかった。自分の思い、経験、欲望に従うなら、
サタンの罠に陥り、罪を犯す。今、誘惑に気づくだろうか。よく祈り、神の御言
葉に立とう。悪魔は逃げ去る。

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明けの明星は、「私は」「私は」と高慢になり、サタンになった。「私は」と言
う古い自分に、自我に従って行くと、とんでもない事になる。肉とサタンが結託
している。肉の欲望とサタンの誘惑は合致しているので、なかなか見分けにくい。
識別出来るように、よくよく祈っていよう。