2010年08月29日(日)

「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目は開け、あなたがたが神のようになり・・」創世記3:5


エデンの園で、エバに来たサタンの誘惑だ。実に巧妙で、少しづつエバの思いを誘導している。まず巧く会話に誘い込む。どんな木から食べてもいけないと、神は言われたのですか?本当に?そうではないと、訂正の答えをさせて、会話に引きこむ。「神」や神の言葉が出て来るので、エバは油断し、警戒心なく引きこまれてしまう。会話したのが間違いであり拒否すべきであった。

御言葉ではなく「死ぬといけないから」とエバは自分の思いで答えた。「必ず死ぬ」との神の言葉に立たなかった。その時、蛇は「決して死にません」と正反対の嘘で断定して来た。エバは、神の御言葉よりも蛇の言葉を信じた。その時、心に変化が起きて、その木は、食べるのに良く、目に慕わしく、賢くする、好ましいものに見えた。

もう必然的に、実を取って食べ、更に夫にも与え、夫も食べた。蛇は誘惑しただけで、実際に罪を犯したのはエバとアダムであった。罪の結果、神と人との間が断たれた。誘惑の本質は「神のようになり」であった。

罪の性質は、神にも人にも従いたくない、誰にも指図されたくない、人を支配し、自分の好きなように、思い通りに生きて行きたい、自分が神だ。自己中心、自己本位、これが罪の性質だ。サタンの言葉を受け入れると、サタンの言うように見えてしまう。拒否し、識別を祈っていよう。御霊が識別させて下さる。
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巧妙に肉に結びつき誘惑してくるサタンを識別するには、御言葉の真理に立つ以外に勝ち目はない。私達を平安から不安に、喜びを失望へと徐々に神様から引き離そうとするサタンの言葉を拒否し嘘を見抜けますように。