2010年12月29日(水)

「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る」箴言19:21



信仰人生の中で、思いもかけず、目の前で道が閉ざされる事がある。今までの歩みで経験したし、これからも経験するだろう。自分はこの道が願いであり、自分にとって最善だと思うのだが、目の前で、神からの「ノー」を突き付けられる。
非常に厳しく感じるが、入学試験や、就職試験や、様々な事柄で経験する。

それで、自分の思いとは全く違った、思ってもみない方向へ向かう事になる。しかし、自分の思いとは違うので、失望落胆してしまう。「ノー」は、進路だけでなく、自分自身をも否定されたような気になってしまうかも知れない。しかし、神には、行き当たりばったりという事が、絶対に無い。

初めから、完全な計画を持っておられる。あなたの人生には、すでに神のご計画がある。あなたの思った道が、神の御心とされた道と違っていたのだ。環境を開き閉じしながら、神は、正しくあなたを御心の道へと導いておられる。人生の「ノー」を神のご意志として受け入れよう。必ず、別の道が用意されてあり、それは遙かに良い道だ。

その時はわからないが、振り返る時、パズルがつながり、神の道が最善であった事を知る。「ノー」で良かったと必ず思える。道が閉ざされた時、不信仰や自己憐憫でなく、神の御心と受け止めよう。その状況の中で、開かれた道を行けばよい。神は正しくあなたを御心へと導かれる。
-------------
自分の計画しか心になければ、溢れるばかりに与えて下さっている日ごとの恵みを取りこぼしてしまう。門が閉じられたなら、神様のご計画と異なっている、別の道へ導かれていると期待し喜んでいたい。